FXのメリットは少額でも始めることができ、高い収益率を出すことができるところです。
どのFX会社でも、レバレッジは最大25倍までの取引を行うことができます。
つまり、運用する金額の1/25の証拠金を用意することができれば、相場に加わることができます。
レバレッジは少額の資金でFXを始めようと考えている個人投資家にとって、大きな可能性をもつシステムです。
1/25の資金があれば投資を始められるというのは、単に投資開始のハードルが下がるだけではなく、高い収益率を目指せることも利点です。
少額で高利益を狙えるのはレバレッジがあるから
米ドル/円が90円の場合、1万通貨で取引する場合レバレッジなしでは資金は90万円必要です。
そして米ドル/円のレートが91円になると利益が1万円でます。
レバレッジをかければ、通常なら90万円の資金が必要な場合でも、たとえば1/10の9万円で取引が可能です。
1/10の資金で取引することをレバレッジ10倍といいます。
レバレッジ10倍で取引を行い米ドル/円のレートが91円になると、9万円の資金に対して利益が1万円でます。
90万円の資金で取引を行った場合よりも利益率が高くなることはお分かりいただけたと思います。
ようするに、レバレッジが10倍になると、利益率も10倍になります。
レバレッジのメリット=デメリット
ただし、レバレッジのメリットはデメリットでもあります。
90円で買った米ドル/円が89円に下がった場合、レバレッジ10倍だとマイナスも10倍になります。
つまり、レバレッジを自分で決定できるというのは、ハイリスクハイリターンの程度を自分で決定できるということです。
レバレッジをかけることができること自体がFXのメリットということではありません。
うまくレバレッジを利用することができれば、メリットにもなるし、使いこなすことができなければデメリットにもなるといったほうが正しいでしょう。
自分自身での決定権が大きくなる取引というのは、上級者にとっては大きなメリットであるといえます。
しかし、初心者にはデメリットとなってしまう可能性もあります。